今年も薔薇の花びらを収穫。
新人myuがせっせと摘んでます。
自然乾燥させて
DECOのオリジナルドリンク
「アジアン美茶」になります。
今日は朝から大捕物帳。
店長の嫁シェルコと息子のジュニアが脱走。
何度目だろう。
まだ慣れていない新人myuが水の交換時に
シャルコに押し切られてしまったようで…。
ジュニアはこれ幸いと一緒に逃走。
ランチの仕込みの最中だったワタシ。
異変に気づいて慌ててリードをつかんで追いかけた。
どっちだ!
方向が解らない。
見ると道路向こうの自転車店のお爺さまが一点を見つめてる。
きっとあっち!西だ!
お爺さまもワタシを見て指をさす。
暫くすると道路向こう側にジュニアらしき姿が。
でも見知らぬ若者が一緒。
保護してくれたんだ。
走り出すワタシ。
すると異変が…。
ジュニアは若者の車に接触し、怪我をしているらしい。
肩のあたりに血が付いている。
配達中の軽車両にぶつかったらしい。
「急に飛び出して来て」と、若者。
飼い主の行方が解らず佇んでいた。
でも保護してくれていて本当に助かった。
完全にこちらの落ち度。
若者にお礼を言って直ぐにmyuに電話&メール送信。
だけど…でない。
きっとシェルコを追ってるんだ。
ジュニアを連れていったん店に戻り
水を飲ませようとしたが、飲まない…?
あきらかにショックを受けている。
とにかく保健所&交番に電話だ。
すぐにでもジュニアを病院へ連れて行きたいのに
シェルコとmyuが心配。
myuはどーした。どこまで追ってるんだ。
シェルコはセッターで足は早い。
過去に捕獲出来なかった前例があるし。追っても無理なんだ。
でもmyuは知らない。
交番に電話の最中に、ま・さ・か の光景。
何とmyuがシェルコを
連れて帰って来たのだ。
す、凄い!
しばし感心。むー。やるなー。
しかし、とにかく病院へ行かねば!
店には張り紙。
<急用で留守します!>
hibariは今日お休みだ。
病院へ急ぐ。
でも、ここからが切ない話になる。
今も心配でたまらない。
ジュニアは外見からは解らない
接触事故による内臓損傷の可能性があったみたいだ…。
切れた皮膚を昼頃縫って夕方には迎えに行ける筈だったのに
「検査の結果、まだ手術不可能」との連絡が入った…。
「2~3日入院させて様子をみる事になる」
「内臓が損傷している場合、麻酔が出来なく縫合手術はまだ出来ない」
「24時間後まで無事ならなんとか彼は助かると思われるが」
「頭部にまで損傷がみられた場合は覚悟を」
涙が出た。
つらすぎる予想を越えた告知。
myuと一緒に面会を、と夕方病院へ行ってみたが
二人で切ない説明を聞く事になった。
「今面会すると彼は無駄な体力を使う事になる」
「嬉しくて帰れると思ってしまう」
「えっ?置いてかれるの…と悲しい思いをさせる結果になる」
ジュニアに余計な心配はさせちゃいけない。
「面会は止めます」
「何かあったら直ぐに電話ください」
今夜は貸空間の予約が入っているので
店には11時頃まで居るだろう。
電話の無い事を祈って今ブログを書いている。
myu心配しないで。
ジュニアはきっと大丈夫だから。
タフな子だよ。
祈りは通じるよ。一緒に祈って。