ジュニア帰還。

ジュニ!ジュニ!

昨日夕方めでたく退院。

昨日は朝から超多忙。

ジュニに面会に行く時間を夕方に変更してもらい

hibari&myuと3人で

休む間もない忙しさの中

実家からの連絡。

 

「ジュニアの病院から電話で来る前に連絡ほしいって」

「えっ!」

 

一時退院になるかもとは聞いていたので

期待大。

 

「4時過ぎに来て欲しいって」

 

病院へ連絡。

…。

先生も多忙らしく手が離せない。

暫く連絡を待つ事に。

 

myuと1時間以上程待っただろうか。

 

「これ以上入院させるよりも自宅で様子を見て

通院させましょう」

 

「胸にあった陰に変化が無いので出血は一過性のもの

かもしれない」

「肝臓は落ち着いてきている」

「肺に関しては一部機能しなくなる可能性がある」

「折れた肋骨で肺が破れ空気が入っている」

「剥がれた皮膚は仮縫合出来たので感染のリスクは

少なくなった」

 

良かった!

 

ジュニはストレスで食事が出来なくなっていたので

退院すればきっと回復にむかう筈。

 

檻から出たジュニは座って自ら「握手」の

手を差し出す。

その手はまだムクミが引かず点滴の為の

注射痕が残る剃られた腕が切ない。

 

ジュニは笑顔のmyuの顔を一生懸命舐めている。

 

「さぁ帰ろう」

 

先生方、スタッフの皆さん

本当にありがとうございました。

お世話になりました。

 

(すぅ様、心配してくれてアリガト)

(みーき、メールアリガト)

(そして皆様、アリガトです)

 

車中、myuに支えられてジュニは5日振りに我が家へ帰ってきた。

 

…。

 

ここからが大騒ぎ。

 

店長でジュニの父、大型犬コリーのマル(本名マイシェン)は

嬉しさのあまりジュニに飛び乗ろうとする。

 

ひゃー!

た、たいへんじゃ~。

 

ジュニは速攻トイレタイム。

 

んー。やっぱり我慢してたんだね。

トイレが長い。

 

スッキリしたジュニは、こちらも嬉しさのあまり

はしゃぐ事はしゃぐ事。

痛いであろう体をバシバシくっつけて来る。

 

んー。

こんなんで本当に折れた4本の肋骨くっつくんだろーか。

 

しかし今夜は1人でゆっくり休ませてやりたい。

「店長は別の場所で寝てね」

 

残念そうな店長。

「だめだめ。ジュニに乗っかろうとするんだから」

 

長時間の仕事と待機で疲れてるmyuを帰して

しばしジュニと2人で居る事に。

 

自分の毛布で横になって眠り始めたジュニ。

「良かった」

 

明日の朝絶対に無事でありますように。

祈りを込めてドアを閉め帰宅。

 

ここまでが昨日の出来事。

 

今朝。

心配で心配で、そっとドアガラス越しにジュニを探す。

う、動かない!

「そ、そんな!」

いやいや僅かに動いていた。

 

またしても「良かった!」

 

夕べは結局ご飯も食べずに獏睡のジュニ。

今日はワタシの手から通常の8割程だが、食事が出来た。

「安心したんだね」

 

夕方、昨日の疲れからか休んでいたmyuからの電話。

「これからジュニに会いに行っていいですか」

泣きじゃくっている。

 

泣きたい時はいつでも泣けばいい。

理由なんて後で忘れるよ。

 

myuにも戻れる日が来るよ。

明日もジュニに会いにおいで。

店長は散歩を待ってるから。

好きなだけ散歩して。

 

ワタシもhibariも待ってるよ。