ミニリフト解体。
さすが工場だったデコ。
バックヤードにはリフトがあります。
タキロンで覆われていたので
スタッフも知らないと思います。
しかしながら全てを解体して撤去するには
あまりにもハードです。
デコのダイニングには今も
シャッターが付いています。
改装の際、外そうとしたんですが
処分に費用が掛かる事が判明し
そのまま残しています。
シャッターが元工場らしさを出してくれていますし。
同じ事ですね。
バックヤードのミニリフトは一部解体し
鉄骨の溶接された部分は残す事にしましたので
ここにも工場の名残が結果的には残される事となります。
大工の増田さんは何でも器用にこなす職人さんで
本当なら専門外の事でも
嫌な顔ひとつせずに
鼻歌を歌いながらこなしてくれます。
カッコイイ職人さんです。
増田さんが居てくれてこその、デコでーーーす。
ところで、
何回も書いてはいますが
デコは普通の飲食店ではありません。
いわゆるファミレスとかレストランとか
専門店では無いので
スタッフの数も少ないんです。
(日替わりバイト軍団です)
イタリアンはpietaが一人で全て作っています。
彼女の居るサードキッチンは
掃除も仕込みも買い出しも
そしてアクセサリー作りのクリエーターとしても
ここで一人で打ち込んでいます。
時々踊りながら…。
アジアン、ベジプラス、スイーツ、ドリンクは
ワタクシと他のスタッフ達が手分けして
日々仕込んでいます。
なぜ専門スタッフを増やさず
バイトだけの少人数か、と言うと。
楽しく働くため…です。
素人の方が小回りが利きます。
本物のプロになったらなった分、苦しくなります。
自分に勝てる人だけが本物になれるんだと思いますし
未熟者のワタクシは
自分との戦いに疲れ
身体と精神がボロボロになります。
一時そんな状態になりそうでしたが…。
大事な事は続ける事、
そんなプロにはなれません。
だから自分のスタイルで
素人の中でのトップを目指します。
空間を創り
レシピを考え
料理を作り
保存食を作り
ハーブを摘んで
テーブルを飾り
そして歌いながら
ジュニアと散歩し
笑いながら
大勢のお客様をお迎えする。
そんな環境で働くためです。
長く、永く、なが~く、デコを続けるためです。
刺激的で、ここにしか無い環境を
日々、創っています。
そしてまだまだ終わりません。
目の前の図面書きも終わってませぬが…ね。
……。
長くなりそうなので
そろそろ今日は帰りま~す。
昨夜は元スタッフのCが立ち寄ってくれました。
元気そうで良かった。
いつも一緒に踊って、ポージングしてくれて
アリガトーーー。
そして歌えるバイトスタッフS、今シアトルです。
無事に帰っておいで。待ってるよーー♪。